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防水工事の耐用年数ってどのくらい? メンテナンスを依頼する時期はいつ?

お役立ちコラム

「雨漏りの修理を頼んだら業者に防水工事が必要と言われたけれど、防水工事ってなに?」「賃貸のオーナーだけど防水工事をどのタイミングでメンテナンスしていいか分からない」そんなお悩みはございませんか? 防水工事は戸建て住宅であっても賃貸などの集合住宅であっても、建物を守るために必要な工事になります。一度やったらそれで終わりというわけではなく、定期的にメンテナンスを行っていく必要があります。しかし「そもそも防水工事という存在を知らなかった」という方も中にはいらっしゃるため、雨漏りの修理を依頼した時に急に言われてビックリした・・・なんてお話を聞くこともあります。今回は住宅の寿命を長く保つためにも是非知っておいていただきたい「防水工事」について、その耐用年数とメンテナンスの時期の解説も踏まえて解説をしていきます。知らなかったという方も、これから検討しているという方も是非参考にしてみてくださいね。

そもそも防水工事とは?

防水工事とはその文字の通り、水の侵入を防ぐために行う工事のことです。建物は常に雨風にさらされているため、何も対策をしていないと屋根やバルコニーなどから雨水が室内に侵入してきてしまい雨漏りを引き起こしてしまいます。そういった事態を防ぐために防水工事というものがあります。水に強いコーティングや処理を行うことで雨水の侵入を防ぎ、住宅の内部を守ることで住宅全体の寿命も長く保つことができます。しかし定期的なメンテナンスが必要になるため、長い期間防水工事を行わずに放置してしまうと雨漏りなどによる二次被害が拡大する可能性があり危険です。

防水工事を怠ると発生する二次被害

防水工事を怠ると雨水の浸水により、以下のような二次被害が発生する可能性があります。

・内装(クロスや天井など)のシミ
・柱や屋根裏、基礎部分の腐食
・害虫被害の誘発
・腐食による屋根や天井のの崩壊
・漏電による家電の故障や感電 など

雨漏りと聞くと天井のシミやポタポタ雨漏りを想像する方が多いかと思いますが、実際は目に見えない場所で起きる雨漏りの方が多く、居住スペースの雨漏りに気付いて修理依頼したら実はもうすでに大規模な雨漏りに発展していた・・・なんてこともあります。また2022年には雨漏りに気付かずメンテナンスを行っていなかったある業者の倉庫が崩壊し人が亡くなるという事故もありました。倉庫の管理者は「屋根が雨漏りしていることに気付かなかった」といった内容の話をしていたようですが、このようなことは一般住宅や共同住宅でも発生する可能性があるため、決して他人事ではありません。また電気回線に雨漏りしてしまうことによる漏電や感電なども、怪我をする危険性があるため注意が必要です。このように雨漏りが発生してしまったら様々な二次被害を招く危険があるんだな、ということを知っていただけたかと思います。そのため雨漏りは防水工事による予防が大切になってくるのです。

防水工事の種類は4種類

防水工事は主に4種類あります。防水工事は屋根の形状や建物の構造体などによって使い分けていくものであるため、一見同じように見えるお隣の住宅でも違う種類の防水工事が施されているということはよくある話です。

合わせて読みたい記事!
防水工事の工法は4種類! それぞれのメリット・デメリットは?
https://www.elife-home.net/column/bousuikouji/.html

それぞれの防水工事についての解説は、上記の記事から確認していただくことができます。メリット面デメリット面についても触れていますので、詳しく知りたいという方は是非参考にしてみてくださいね。

耐用年数とは?

耐用年数とは対象資産を使用できる年数のことで、法律によって定められております。耐用年数が過ぎたから住めませんというわけではなく、資産が資産価値として認められている期間という解釈で問題ありません。建物の大家さんなどであれば工事費を経費として計算したいと考えるかと思いますが、その際に法定耐用年数に沿って資本的支出として耐用年数をもとに原価償却(※1)して計上という形になります。似ている言葉に耐久年数というものがありますが、こちらは商品を販売しているメーカーが独自に発表している使用推奨期間のことで耐久年数とは別の言葉です。

※1:減価償却とは時間経過や使用により価値が減少した土地を除く固定資産の費用を、決算期ごとに一定の計算方法で計算して算入すること。

防水工事の耐用年数は10~15年程度

防水工事の種類によって異なりますが一般的な耐用年数は10~15年といわれています。種類によっては10年よりも少ないものもありますし、15年以上のものもありますが、メンテナンスを行う目安の数値としても10~15年と推奨されています。それ以上の期間が過ぎてしまうと、価値が落ちてしまうだけではなくひび割れなどにより雨漏りの原因につながってしまうため、「工事から15年以上経過しているのに何もしたことがない」という方は注意が必要です。

防水工事のメンテナンスを依頼する時期はいつ?

10~15年を目安にメンテナンスをしてください、と言われても実際に住んでいる側からすれば5年の幅は大きく「一体いつ依頼すればいいんだろう」と悩まれてしまうかと思います。メンテナンスは基本的に何か異常が発生する前に依頼する物ですが、バルコニーや屋上をよく観察してみると、メンテナンスした方がいいサインが出ていることもあります。依頼すべきか悩んでいる、できればもう少し先に依頼したいけど今のままで大丈夫か知りたい、という方はこれからご紹介する防水工事のメンテナンスのサインを確認してみてくださいね。

コケが発生している

防水工事を施しているバルコニーや屋上部分が経年劣化していくと、防水工事の機能が弱まっていきコケなどが生える場合があります。またそこまで古くないバルコニーなどでも、陽当たりが悪いといった問題でコケが生えてしまうことがあります。いずれにせよ防水工事のトップコート部分の劣化が原因となっており、防水機能が落ちていることのサインですので見逃さないようにしましょう。

水はけが悪い

バルコニーに水たまりができている、排水溝に上手く水が流れて行かない・・・という場合も、防水機能が落ちている可能性が高いため注意が必要です。台風通過後や落ち葉などが入り込みやすい秋冬は、排水口や排水溝が特につまりやすいため、単に水が流れて行かないという場合はまずは最初につまりがないかの確認をしましょう。つまりもなく排水管なども特に問題ない、という場合はバルコニーや屋上の防水機能が落ちている可能性があります。

ひび割れしている

バルコニーや屋上の地面がひび割れしている場合も注意が必要です。雨風にさらされるだけではなく、紫外線の影響も受けるため劣化によりひび割れを起こすことがあります。ひび割れは軽度なものであれば防水層上部のトップコートと呼ばれる部分が表面的にひび割れをしているだけで済みますが、ひび割れがトップコートの下の防水層に達してしまっている場合は水漏れなどを引き起こしている可能性があるため、雨漏りの修理なども一緒に必要になることがあります。ひび割れの程度は見ただけでは分かりにくいため、業者に詳しく確認してもらう必要があります。

バルコニーや屋上に近い部分からの雨漏り

既に雨漏りが発生している場合、上記にも開設した通り防水層にまでひび割れが達してしまっていることによって雨漏りを起こしてしまっていたり、水たまりの水が室内に流れ込んでしまって雨漏りを起こしてしまっていることがあります。雨漏り=屋根から、という印象が強いかと思いますが以外にもバルコニーからの雨漏りも多く、また気付くまで時間がかかることがあります。そのため放置していたら大規模な修理が必要な雨漏りにまで発展してしまっていた・・・なんてこともありますので、どんなに小さな雨漏りでも注意が必要です。

防水工事のメンテナンスは業者選びも大切!

ここまで読んで防水工事のメンテナンスを依頼したいと考えている方もいらっしゃるかと思います。しかし防水工事を依頼する際は、どの業者に依頼するかという点も大切になってきます。「訪問業者にすぐに防水工事のメンテナンスをした方がいいと言われた」「このままでは危険と言われた」と焦って工事の契約をしてしまうのは大変危険です。なぜならば焦らせて工事を契約させようとしてくる悪徳業者が多く、その詐欺被害は年々増加傾向にあるためです。「うちは大丈夫」と考えている方も多いかと思いますが、悪徳業者は今ではかなり身近な存在のため慎重になる必要があります。

悪徳業者の手口はさまざま

詐欺が減らないひとつの要因として、悪徳業者の詐欺手口は日々更新されており、消費者センターなどで注意喚起されている内容ではない手口で消費者に近づこうとしてくるためです。

合わせて読みたい記事!
屋根修理の悪徳業者に注意!特徴や騙されないために気を付けるべきこととは?
https://www.elife-home.net/column/yaneakutoku/.html

上記の記事では悪徳業者の詐欺手口についての解説を行っています。屋根修理と書いてありますが防水工事でも悪徳業者の詐欺手口は同様なものであるため、是非参考までにご覧ください。悪徳業者に気を付けながら適切な期間内に防水工事を行うよう普段から計画をたてておくと安心です。

まとめ

イーライフでは経験豊富なアドバイザーが、専門的なこともわかりやすくご説明します。パックプランをご用意しているので、追加料金が発生する心配もありません。もし他社の見積もりがあればご持参ください。当社との見積もりの見比べやご相談にも対応可能ですので、是非お気軽にご連絡ください。