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駐車場の土間コンクリート放置してませんか? 適切なメンテナンス時期をご紹介!

お役立ちコラム

更新日:2025/10/01

戸建て住宅の駐車場を土間コンクリートにしているご家庭は多いでしょう。土間コンクリートには様々なデザインがあり、シンプルにコンクリートを打つだけのものから、芝生や砂利を間に敷き詰めたもの、目地でデザイン性を加えたものなど、駐車場としての機能だけでなく、住宅の個性を引き出す重要な要素にもなります。しかし、実際には新築時のまま放置されている家庭がとても多いのが現状です。土間コンクリートは、適切なタイミングでのお手入れが必要な外構の一つです。今回は、土間コンクリートのメンテナンス時期やその重要性について、一緒に確認していきましょう。

普段なんとなく駐車場として利用している土間コンクリートが、実はメンテナンスが必要だったと言われて驚いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、土間コンクリートは定期的なお手入れが必要な部分ですので、今までやってこなかったという方にもぜひメンテナンスを実施していただきたい部分です。そこでここでは、駐車場の土間コンクリートの適切なメンテナンス時期について、詳しく解説をしていきます。

土間コンクリートにひび割れが見られる場合、早急に補修を行うことが極めて重要です。ひび割れを放置すると、雨水が浸透し、コンクリートの内部にまで浸み込むことで、劣化が進行します。特に、冬場の凍結と融解を繰り返すと、ひび割れが広がりやすく、最終的に大規模な修復が必要になる可能性もあります。ひび割れが目立つ前に、定期的に駐車場全体をチェックし、軽微なひび割れや傷を見つけた際には、早期に補修を行いましょう。補修方法としては、ひび割れ部分をクリーニングした後、専用の補修材を使って埋めることで、コンクリートの強度を保ち、将来的な劣化を防ぐことができます。

駐車場に油汚れやガソリン、タイヤ痕などの汚れが目立つ場合、定期的な洗浄が不可欠です。これらの汚れがコンクリートの表面に浸透すると、コンクリート自体の劣化が進み、長期間放置すると見た目にも影響が出てきます。特に油やガソリンが染み込むと、コンクリートの表面に染みが残りやすく、汚れが取れにくくなります。そのため、年に1~2回の高圧洗浄を行うと効果的です。高圧洗浄は、コンクリートの表面の汚れをしっかりと落とすだけでなく、表面に蓄積した細かい汚れや微生物を除去し、コンクリートの持つ耐久性を保つ手助けをします。また、油汚れがひどい場合は、専用の洗浄剤を使って汚れをしっかり落とすことが推奨されます。

特に雨や雪が多い地域では、季節の変わり目に土間コンクリートを点検することが大切です。雨や雪が積もった後、解けて水分がコンクリートに浸透すると、ひび割れが進行したり、コンクリートが劣化しやすくなります。また、寒冷地では冬場に凍結と融解を繰り返すことにより、コンクリートに大きな負荷がかかり、ひび割れや剥がれが発生するリスクが高まります。春先に特に注意して点検を行い、ひび割れや欠け、剥がれが見つかれば早期に補修を行うことが重要です。季節の変わり目にしっかりとメンテナンスを行うことで、年間を通して土間コンクリートを健全に保つことができます。

コンクリート駐車場は、約10年を目安に全体の状態を点検し、大規模なメンテナンスを行うことが望ましいです。10年以上経過したコンクリートは、ひび割れや色褪せが目立ってくることがあります。特に、車の重みによる圧力や、雨水、紫外線による劣化が進行し、表面がざらついたり、ひび割れが広がることがあるため、早期にチェックし、必要に応じて再コーティングや表面の再舗装を行うと良いでしょう。また、コンクリートの表面に定期的なコーティングを施すことで、汚れや水分の浸透を防ぎ、より長持ちさせることができます。再舗装やコーティングを行う際には、専門業者に依頼するのが理想的です。

弊社での施工事例ご紹介
渋谷区 土間コンクリート打ち直し
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実際に駐車場の土間コンクリートのメンテナンスを依頼するにあたって気になるのが、「一体どんなことをするのか」という部分ではないでしょうか。家の目の前で工事をするわけですから、どのような内容の工事になるのか知っておきたいと思うのは当然のことです。そこでここでは、一般的な家庭の土間コンクリートに行われるメンテナンス工事の内容について解説していきます。

コンクリートにひび割れが生じた場合、放置すると水分が浸透して劣化が進行します。早期にひび割れを見つけ、専用の補修材を使って埋める作業が必要です。ひび割れ部分をしっかりと清掃した後、補修材を均等に塗り込むことで、コンクリートの強度を保ちます。

コンクリート表面に特殊なコーティングを施すことで、汚れの付着を防ぎ、水分や油が浸透するのを防ぎます。これにより、コンクリートの耐久性を向上させ、長期間美しい状態を保つことができます。コーティング剤には、防水性や耐油性を高めるものがあります。

10年を目安に、コンクリートの表面が傷んできた場合、再舗装や再コーティングを行います。表面のひび割れや色褪せが進行している場合は、コンクリートを再施工し、新たにコーティングを施すことで、耐久性を復活させることができます。

駐車場のコンクリートの目地部分やエッジが劣化している場合、ここも清掃と補修が必要です。目地に詰まった砂利や汚れを取り除き、エッジ部分を補修することで、全体的な美観を保つことができます。

節の変わり目に、特に凍結と融解を繰り返す寒冷地では、土間コンクリートに傷みが出やすいので、定期的な点検が重要です。春先には冬の間に発生したひび割れや欠けをチェックし、必要に応じて補修を行います。簡易的な点検であれば、家主の方が直接見て回るだけでも問題はありませんが、年に一度のペースでプロの業者にも点検をしてもらうと安心です。

土間コンクリート全体の洗浄が目的であれば、高圧洗浄機を使って駐車場の表面を洗浄します。ご家庭で対応される場合は、年に1~2回が目安とされていますが、近隣への配慮が必須ですので高圧洗浄機の取り扱いには注意しましょう。油汚れやタイヤ痕、泥などの汚れがコンクリートに浸透しないよう、定期的に表面を清掃することが重要です。高圧洗浄は表面の汚れを取り除き、コンクリートの劣化を防ぐとともに、見た目を改善します。

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駐車場の土間コンクリートは、状況に応じてさまざまなメンテナンスを実施していく必要があります。これは、土間コンクリートを適切に保つためにも必要なことです。では、土間コンクリートのメンテナンスを放置すると、どのようなことが起きるのでしょうか。メンテナンスの重要性を理解していただくために、ここでは駐車場の土間コンクリートを放置することで起こり得るリスクについて詳しく解説をしていきます。

コンクリートのひび割れを放置すると、水分や汚れが浸透し、コンクリート内部で膨張したり腐食を引き起こす原因になります。特に雨水が浸入すると、凍結と融解を繰り返し、コンクリートがさらに割れやすくなります。この状態が進行すると、コンクリートの構造的な強度が低下し、最終的には駐車場全体に大きな損傷を与えることがあります。

駐車場に車のオイルやガソリン、タイヤ痕などの汚れが付着したまま放置すると、コンクリート表面が劣化し、色褪せや汚れが定着しやすくなります。これらの汚れがコンクリート内部に染み込むと、コンクリートの強度低下にもつながります。また、油汚れが乾燥して固まると、取り除くのが難しくなり、見た目だけでなく、駐車場の機能にも支障をきたす可能性があります。定期的な洗浄を行わないと、コンクリート表面の劣化が進み、長期的に美観や機能が損なわれることになります。

土間コンクリートの表面にひび割れや汚れが溜まった状態で放置すると、水はけが悪くなり、雨水がうまく排水されなくなることがあります。水が溜まったままだと、コンクリートの表面が湿気を吸収し、劣化を引き起こす原因になります。また、水はけが悪いと、舗装が沈下したり、路面にデコボコが生じて車の走行がしづらくなることもあります。特に凍結が予想される地域では、水はけの悪化が更なる破損を引き起こす可能性があるため、適切な排水対策が重要です。

コンクリートは長期間使用していると、紫外線や気温の変化、摩擦によって色褪せが発生し、表面が劣化します。特に駐車場では、車の走行による摩耗が加わるため、色褪せやひび割れが目立ちやすくなります。これらの劣化が進行すると、見た目が悪くなるだけでなく、コンクリートが物理的に弱くなり、さらにひび割れや欠けが生じることがあります。放置するとこれらのリスクが積み重なり、修繕にかかる費用や手間が増加するため、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。

駐車場の土間コンクリートは、車の重量や天候の影響を受けやすく、放置するとひび割れや劣化が進行してしまいます。また劣化した土間コンクリートを放置することで、さまざまなリスクが生じるということを知っていただくこともできたかと思います。しかし、ちょっとした工夫や日頃の手入れで、コンクリートの寿命を大きく延ばすことが可能です。できれば土間コンクリートは、いつまでもきれいな状態で保ちたいものですよね。そこでここでは、駐車場の土間コンクリートを長持ちさせるために実践したいポイントをご紹介していきます。

駐車場の土間コンクリートは、落ち葉や泥、砂、車から落ちるオイル汚れなどが蓄積することで、コンクリート部分に負荷がかかり劣化が進みやすくなってしまいます。特に雨上がりに泥やほこりが固まると、ひび割れや剥がれの原因になることもあります。そこで、ほうきでの掃き掃除や、ホースでの水洗いを定期的に行うだけでも、汚れを溜め込まずコンクリートへの負荷を最小限にすることができます。また、油汚れが付いてしまった場合も、できるだけ早めに掃除をして落としましょう。油汚れが広範囲に広がる場合は、キッチン用中性洗剤を薄めて使うと簡単に落とせます。洗剤を使用後はしっかりと水洗いし、表面に洗剤が残らないよう注意が必要です。このように毎日のちょっとした習慣で、コンクリートの汚れを最小限にして劣化を防ぎ、土間コンクリートのきれいさを長く維持できます。

小さなひび割れや表面の欠けは、放置すると雨水が入り込んで広がりやすくなります。特に冬場は水が凍って膨張し、損傷が深刻化することがあります。市販の補修用セメントや樹脂を使えば、初心者でも簡単に補修可能です。ひび割れ部分を掃除して乾かした後、材料を充填して平らにならすだけでOKです。毎月、または雨の後に目視でチェックするだけでも早期発見につながります。小さな補修を習慣化することで、大規模な修理や費用の増大を防ぎ、駐車場を長く安全に使うことができます。ただしひび割れ補修は、慣れていない方や初めて行うという方には、難しく感じるものですので、無理せずプロの業者に修理を依頼するようにしましょう。

駐車場の土間コンクリートは、同じ場所に重い車を停め続けると、その部分に負荷が集中してひび割れや凹みが生じやすくなります。特に車両の前輪や後輪の位置がいつも同じだと、同じ箇所に応力が繰り返し加わり、劣化が早まります。日常生活で簡単にできる対策としては、駐車位置を週に1~2回程度ずらして、荷重を分散させることが挙げられます。また、大型車や重い荷物を長時間駐車する場合は、できるだけコンクリート全体に影響が少ない位置を選ぶだけでも負荷を減らせます。普段乗りではない車を長期間にわたって同じ位置に駐車している場合も同様で、エンジンをかける動作のついてに、駐車位置を少し動かす工夫も有効です。これだけでも、コンクリートのひび割れや凹みの予防につながり、駐車場を長持ちさせることができます。

駐車場に水たまりができると、雨水がコンクリート内部に浸透して凍結や劣化を引き起こす原因になります。水はけの悪い場所を放置すると、ひび割れが広がったり表面が剥がれやすくなったりするリスクも高まります。日常でできる簡単な対策としては、排水溝や側溝の掃除を定期的に行い、水がスムーズに流れるようにしておくことです。落ち葉や小枝、虫の死骸なども水たまりを作りやすいため、雨上がりには軽くほうきで掃き掃除をすると効果的です。また、天気予報で雨が予測される日には、駐車場の勾配や水たまりの位置を確認し、車を置く場所を少しずらすだけでもダメージを防げます。さらに、勾配の緩い部分には砂利や砕石を敷くと水はけが改善され、コンクリート表面への負担も減らせます。こうした日常的な工夫を習慣化することで、水たまりによる劣化リスクを大幅に抑え、駐車場を長持ちさせることができます。

土間コンクリートの端や隙間に生える雑草や苔は、見た目を悪くするだけでなく、根や水分がコンクリート内部に浸透することでひび割れや剥がれの原因になります。特に雑草の根は小さなひび割れに入り込み、成長することで隙間を広げることもあります。日常生活での簡単な対策としては、雑草は根ごと引き抜き、苔はブラシやデッキブラシでこすって取り除くことが有効です。また、市販の除草剤を使う場合は、コンクリートを傷めないタイプを選び、隙間に直接かけないように注意します。さらに、雑草や苔の発生しやすい場所には防草シートや砂利を敷くと、成長を抑える効果もあります。週に1回程度のチェックを習慣化することで、駐車場の耐久性と見た目を両方守ることができます。

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