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外壁塗装は隣家トラブルが発生しやすい! 対処法&予防法についてご紹介

お役立ちコラム

更新日:2023/12/29

工事には隣家トラブルが付き物、という話を聞いたことはありませんか? 工事業者の立場から見ると、隣家トラブルは「気を付けていても起きてしまいやすいトラブル」です。しかし、一般的な住宅では頻繁に工事をするわけではありませんよね。そのため隣家トラブルの対処法が分からず、思わぬ隣家トラブルに精神的に追い詰められてしまった、という方も珍しくありません。特にこれからの季節多くなるのが、外壁塗装による隣家トラブルです。外壁塗装は秋に適した工事であり、今の時期から施工依頼がグッと増えるため、外壁塗装にまつわるトラブルも増えてきます。これから外壁塗装を依頼しようと考えている方にとっては、隣家トラブルはできれば防ぎたいものですよね。そのため今回は、外壁塗装によって起きやすい隣家トラブルやその対処法、またトラブルを防ぐための予防法についてしっかりと解説をしていきます。是非検討してみてくださいね。

外壁塗装で起きやすい隣家トラブルの内容は?

冒頭で突然工事に隣家トラブルは付き物、と書いてしまったので、不安に感じてしまった方も多いかと思います。しかし事実として、実際に外壁塗装工事には隣家トラブルが付き物です。そのため工事を開始する前に、起きやすい隣家トラブルについて理解しておくと、隣家トラブルの予防やトラブル発生時の対処法としても役立ちます。ここでは、外壁塗装で起きやすい隣家トラブルについて、実際に起きているトラブル内容を元にご紹介していきます。

工事中の騒音

外壁塗装を行う際は、高所作業となるため業者の安全確保が必要になります。そこで工事現場で使用されるのが、足場です。足場は国によって規定されているもので、外壁塗装を行う際は、足場を設置しなければいけません。外壁塗装は一般的には家全体の塗装となるため、家全体を囲うようにして足場を設置していきます。街中でも足場を組んだ住宅の風景を見る機会は多いかと思いますのでイメージしやすいかと思いますが、この足場は金属でできているため、設置・解体や業者が使用している時などにとても音が響きます。そのため、足場を使う工事では騒音トラブルが発生しやすく、隣家から「うるさい」とクレームがきてしまう原因につながるのです。

工事用のトラックによる通行妨害

外壁塗装に使う道具そのものは、とても大きなものではありませんが、足場などを運ぶ際に大きなトラックを住宅の近くや敷地内に置いて足場の出し入れをする必要がでてきます。住宅の敷地内に十分な駐車スペースがあれば問題はありませんが、工事用トラックはとても大きいため、特に住宅が密集しているエリアなどでは敷地内駐車が難しいケースが多いです。工事業者は敷地内駐車ができない場合、付近の道路などに警察に許可を得て一時的に駐車をする形になるのですが、近隣住民への配慮や羞恥不足があると「車が通れない」「通行の邪魔になる」などの理由でクレームにつながる可能性があります。

物の破損

工事業者が建築資材や足場を運んでいる際に、隣家のブロック塀や置物などを壊してしまったり、隣家に立ち入って植物などを踏んでしまうというトラブルも実際に起きています。業者のミスではあるものの、地方都市などで住宅密集地などは隣家との距離が近いことが多く、こうした物の破損などといったトラブルが起こる可能性もあります。

塗料の飛び散り

外壁塗装では塗料を用いて工事を行っていきますが、この塗料は液体状ですので何らかのトラブルで飛び散り、隣家の住宅や敷地内の物に付着してしまうことがあります。飛び散った先が土などであれば土の取り換えなどで解決することもありますが、隣家の外壁などに飛び散ってしまった場合は、隣家の外観にも影響を及ぼしてしまうため大きなクレームにつながる可能性が高いです。

外壁塗装で隣家トラブルが起きてしまった場合の対処法は?

外壁塗装の隣家トラブルは、気を付けていても起きてしまうことはあります。ずっと住み続ける予定の方であれば、隣家との関係も大切にしていきたいものですよね。隣家トラブルは、きちんと対処することで相手にも納得してもらえることは多いですので、ここでは万が一外壁塗装で隣家トラブルに発展してしまった場合の対処法を学んでいきましょう。以下の記事ではさまざまな立場を想定したトラブルに対する対処法も解説しているため、是非そちらも合わせてご覧ください。

◎合わせて読みたい記事!
外壁塗装のトラブル、どこの窓口に相談すればいい? 未然に防ぐ方法とは?
https://www.elife-home.net/column/gaiheki-7.html

業者に対応してもらう

工事中に起きてしまったトラブルは、基本的には業者の過失となります。そのため、最初は業者が出向いて対応するのが一般的です。隣家トラブルを悪化させないためにも、トラブルに至った原因や対処法をきちんと説明できる業者が対応することで、スムーズに解決できることも多いです。またその際に発生した賠償金などは、工事業者が支払うものですので、心配はいりません。住人同士が話し合うケースもないわけではありませんが、話し合いがスムーズにいかなかったり、状況を悪化させてしまう可能性がありますので、クレームは業者に任せてしまうのが一番適切な対処法とも言えます。

工事の依頼主として謝罪する

基本的には隣家トラブルやクレームは業者の過失で、業者が対応するのが一般的です。ただし、ご近所付き合いなどで「隣家に謝罪や一声かけないわけにはいかない」といった立場の方も多いかと思います。その場合は、業者に立ち会ってもらったうえで工事の依頼主として謝罪をする、などの対応をするようにしましょう。菓子折りを用意される方もいらっしゃいますし、自分は悪くないけれど今後の付き合いも考えて謝罪だけはしておきたい、という方もいらっしゃいます。隣家との関係性によりその対応はさまざまですが、まずは業者に相談しトラブルを悪化させないために立ち会ってもらい、そのうえで気持ちを伝えるようにするとスムーズです。

外壁塗装で隣家トラブルを防ぐための方法とは?

外壁塗装の隣家トラブルは、できれば未然に防ぎたいものですよね。起きてしまってからの対処法を知っておくことも、もちろん大切ですが、これから外壁塗装の工事を検討されている方はトラブルを防ぐ方法についても身に付けておくと安心です。ここでは、外壁塗装で隣家トラブルを防ぐための方法について詳しく解説をしていきます。

工事を依頼する業者選びをしっかり行う

外壁塗装工事では、工事を依頼する業者選びが大切になります。自宅の外観の仕上がりはもちろん、万が一トラブルが発生した時にも適切に対応できる業者かを見極めておくことは大切です。高圧的な業者などは、隣家トラブルが発生した際に隣家の住人にも高圧的であることも多く、余計状況を悪化させてしまうことがあります。そのため、工事を依頼する前に業者の技術力の他に、対応力についてもよく確認しておくようにしましょう。

◎合わせて読みたい記事!
外壁塗装業者の評判を調べて、優良業者を見つけるコツ!
https://www.elife-home.net/column/gyosya.html

隣家トラブル発生時の業者の対応を確認する

多くの場合、業者側はトラブル発生時のマニュアルを用意しています。マニュアルとして存在する場合もあれば、対応を全員共通認識で徹底しているという場合もありますが、いずれにしてもトラブルが発生した際の対応については事前に確認しておくようにしましょう。またその際に、依頼主として自分も謝罪に同行したいなどの希望があれば、予め業者に伝えておくと安心です。

工事の挨拶について業者と確認をする

騒音が大きくなる想定の工事では、自治体から近隣住民に工事についての挨拶状を配布したり、直接挨拶するように言われることがあります。内容としては工事の時間や内容、工事車両の出入りなどについての案内です。自治体によって工事の挨拶の内容や、紙での配布でいいのか直接挨拶しなければいけないのかの基準は違いますが、多くの場合工事の挨拶は必須となります。基本的には工事の挨拶は業者が行うものですが、小規模な工事であれば挨拶が不要なこともあります。そのため、まずは工事の挨拶の有無を確認し、挨拶の指定がないけれど隣家には事前に工事について伝えてほしい場合や、自分が挨拶に同席したい場合などは予め業者に伝えておく必要があります。

工事中の隣家トラブル予防を徹底してもらう

工事を実際に行うのは業者のため、工事中に発生する可能性があるトラブルに関しては、徹底して予防策を取ってもらうようにしましょう。工事を依頼する前に、トラブルを予防する対策についてなにか用意してあるのかについても、確認しておくようにしましょう。万が一対策がない場合は、必要そうな対策は追加で行ってもらうように伝えておくのも、隣家トラブルを未然に防ぐうえでは大切なことです。[

まとめ

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