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【東京版】人気の外壁塗装のカラーは? 失敗しない塗料の選び方も解説!

お役立ちコラム

更新日:2024/10/10

同じ戸建て住宅でも、地域によって好まれるデザインが異なることがあります。例えば沖縄県では白い外壁塗料が人気ですが、これは強い日光を緩和させるために昔から取り入れられている地域ならではの知恵です。近年では枯れたサンゴを再利用するような外壁材も登場しており、まさに地域の特色を生かしたデザインの開発や商品化、流行が見られます。このように地域によって人気な外壁塗料は異なります。では、東京の場合はどうでしょうか。住宅密集地であるイメージが強い東京ですが、どのような外壁塗料のカラーが人気なのかを解説をしていきます。

東京で人気がある外壁塗装のカラー4選!

東京都はその他の都道府県に比べて、住宅が密集している傾向にあります。そのため、外壁塗料で選ばれるカラーには、東京ならではの傾向が反映されています。これから東京で家を買いたいと考えている方や、既に東京に持ち家があり外壁塗装のメンテナンスで色選びに悩んでいるという方に向けて、東京で人気のある外壁塗料カラーを4つピックアップしました。是非参考にしてみてくださいね。

ホワイト系

東京の住宅密集地で多く選ばれる外壁塗料カラーのひとつは、ホワイト系です。洋服などでは「汚れやすい」といった理由で避けられがちなホワイト系のカラーですが、特にコンパクトな面積の住宅には膨張効果を発揮するため、東京の密集地や狭小住宅に多く見られる外壁塗料の人気カラーです。「家を大きく見せたい」「広く見せたい」方には、ホワイト軽はぴったりです。また、外壁材のデザインによっては、さわやかなデザインから高級感のあるデザインまで、比較的広い幅のデザインに対応することができます。近年は汚れを雨水でセルフクリーニングできるような高性能な塗料も登場しており、ホワイト系の住宅でも汚れを気にせずカラー選びができるようになったのも、人気が高まっている理由のひとつです。

ベージュ系

ベージュ系は、街に溶け込みやすく馴染のある色合いであることから、住宅密集地などでも広く採用されるカラーです。馴染みやすいというだけではなく、ベージュ系の色に濃淡を付けて組み合わせることデザインの幅が広がり、東京に多い狭小住宅にも相性がいい外壁塗料カラーです。柔らかいイメージのあるベージュ系ですが、使う色や組み合わせ方によってはモダンな印象にもなります。また色合い的にも汚れが目立ちにくく、道路が近く排気ガスの影響を受けやすいような立地でも安心です。

グレー系

「落ち着いた雰囲気にしたい」「かっこいいデザインが好き」という方には、グレー系のカラーも人気があります。東京の狭小住宅では、ブラック系やネイビー系を使うと、家が小さく見えてしまうなど思うようなデザインに仕上がらない可能性があります。また住宅密集地などで日陰の部分などが多いと、寒色系はより暗いイメージを与えてしまいがちです。しかしグレー系は、寒色系でも暗くなりすぎないため、東京のような住宅密集地や狭小住宅においても、比較的使いやすい外壁塗料カラーです。

シックで洗練された印象を与えるブラック系の外壁も人気があります。先ほど触れたくょうに、狭小住宅ではブラック系の濃い色味は家を小さく見せてしまうことから避けられることも多いのですが、逆にあえて周囲との差別化を図るためにブラックを選ぶケースが増えています。そのため全体数は少ないものの、ブラック系の色は取り入れられることが増えてきた外壁の色です。ブラック系の外壁はシンプルな形状でも目立ちやすく、それでいて落ち着いた雰囲気を演出することができるため、モダン系やシック系が好きな方にぴったりの色です。

ここまでで、東京で人気のある外壁塗装のカラーを4種類ご紹介してきました。やはり家の雰囲気が大きく反映される部分ですので、王道かつ親しみのあるカラーが選ばれる傾向にあります。しかし外壁塗装のカラーは、単色ばかりではありません。違った色の組み合わせも人気があります。また違う色をアクセントカラーとして取り入れることで、外壁前面には使いにくい色味も取り入れやすくなります。そこでここでは、東京で人気のある4種類の外壁カラーに合うオススメのカラーの組み合わせをご紹介していきます。ぜひカラー選びの参考にしてみてくださいね。

ホワイト系は色の組み合わせの際も、基本的になんでも合います。そのため、同系色系でまとめても、違った色を取り入れても違和感なく外観の統一感を出すことができます。ただしホワイト系そのものが色の系統に左右されない反面、組み合わせる色によっては大きくイメージが変わりやすい部分もあります。合わせる色でイメージが大きく変わりやすいという点に注意すれば、基本的には失敗することはありません。東京の住宅でよく取り入れられているカラーの組み合わせ例は以下の通りです。

東京ではハッキリとした色の組み合わせよりも、住宅街に馴染みやすく落ち着いた色合いが人気です。パキッとした色にしたい方は、ホワイト系にブラックやグレーなどを合わせると、色のコンストラクトを出すことができます。優しく落ち着いた雰囲気を出したい方は、ブルーグレーやブラウンなどの彩度が低く優しい色味を合わせると、派手になりすぎずアクセントカラーも楽しめます。

ベージュ系は、比較的その色単体で比較的落ち着いた雰囲気を持ちます。そのため、家のアクセントカラーを楽しみつつも、落ち着いた雰囲気を維持したい方にはオススメのベースカラーです。東京でも人気のベージュ系ですが、東京のベージュ系の外壁の住宅ででよく取り入れられているカラーの組み合わせ例は以下の通りです。

[ベージュ系のカラー組み合わせ例]
ベージュ×ホワイト: 明るく温かみのある組み合わせ。
ベージュ×ブラウン: 自然素材と相性が良く、落ち着いた印象。
ベージュ×グリーン: ナチュラルな雰囲気を引き立てる。
ベージュ×ネイビー: クラシカルで重厚感のある仕上がり。

ベージュ系をベースにした組み合わせだと、やはりホワイト系やブラウン系の優しい色の組み合わせが人気です。可愛い系統が好きな方でも、かっこいい系統が好きな方でも、どちらでも選びやすい色の組み合わせかと思います。少しアクセントカラーで遊び心を出したいという方や、周囲と違った色にしたいという方は、グリーン系やネイビー系の組み合わせも人気ですよ。

シンプルでスタイリッシュなグレー系も根強い人気がありますが、単体だと倉庫っぽさや無機質感が出るグレー系は、家全体をグレーにするのは「ちょっとグレーの色が強すぎる」と感じる方もいます。そのため、グレー系は他の色を組み合わせることで、バランスを取りつつそのスタイリッシュな雰囲気をいかすことができます。グレー系の組み合わせでオススメなカラーは以下の通りです。

[グレー系のカラー組み合わせ例]
グレー×ホワイト: シャープで現代的なコントラスト。
グレー×ブラック: 落ち着きのあるシックな印象。
グレー×ブラウン: 温かみとモダンさが融合した組み合わせ。
グレー×ブルー: 洗練された都会的な雰囲気。

グレー系はどの色を合わせても、シックでモダンな印象になりやすいです。そのため、スタイリッシュなデザインが好きな方が選ぶ傾向にあります。その中でもブラック系やブルー系などの寒色系を合わせるとより引き締まった印象になりますし、ホワイトやブラウン系などの暖色系を合わせると少し柔らかな印象になります。

ブラック系のカラーはモダンで高級感を演出し、建物全体が引き締まって見える点が人気です。また、東京のような都会的な環境では、他の家とは一線を画すスタイリッシュな印象を与えられます。グレー系と似た色味でありながら、組み合わせる色によってまた違った印象を与えることができます。住宅密集地で真っ黒の家にするのは抵抗がある、という方は、他の色の組み合わせでブラック系カラーのよさを残しつつ、住宅地に馴染む色合いにすることもできますよ。ブラック系の組み合わせでオススメなカラーは以下の通りです。

[ブラック系のカラー組み合わせ例]
ブラック×ホワイト: コントラストが強く、目を引くデザイン。
ブラック×グレー: 落ち着いた統一感があり、上品な仕上がり。
ブラック×ブラウン: クールさと温かみを両立させる組み合わせ。
ブラック×ブルー: 個性的でモダンな印象を与える。

ホワイト系やグレー系は比較的見慣れている色の組み合わせかと思いますので、違和感なく馴染みやすくなります。少し色に変化が欲しいという方は、ブラウン系やブルー系を合わせると、個性を出しつつブラックの色が持つ高級感を演出することができますよ。

外壁塗装のカラー選びで失敗しない方法とは?

外壁塗装は、住宅の第一印象を大きく左右する大切な工事です。カラー選びで失敗してしまうと、住宅の印象も大きく変わってしまう可能性があります。「ここまでに紹介してきたような、人気のカラーを抑えておけば失敗しないのでは?」と思われる方も多いですが、例えばホワイト系統のカラーだけでも200色~300色以上、カラー区分けによってはもっとあるとも言われているため、同じ系統の色でも受ける印象は随分異なります。そのため外壁塗装の際に「人気のカラーだから」と、安易に決めてしまうのは大変危険です。ここでは、外壁塗装のカラー選びで失敗しないための方法について一緒に見ていきましょう。

目指す外観の系統イメージを固めておく

これから住宅を建てるという方も、メンテナンスでの外壁塗装工事を考えているという方も、必ず目指す外観の系統やイメージを固めておきましょう。具体的には、「かっこいい系がいい」「ちょっと濃いグレー」といった抽象的なイメージではなく、現物の写真などをインターネットで探して「この色がいい」というところまで決めておくと業者とも認識が一致しやすくなります。最初に業者にイメージをハッキリと伝えておくことで、業者もカラーリストを絞ることができますし、今までの実例から近い塗料カラーを提案してくれるためスムーズに計画を進めることができます。

カラーの組み合わせは実例写真を参考にする

外観には単色カラーのみのものや、複数組み合わせてデザイン性をつけるものがあります。特にカラーを組み合わせてデザインを検討する場合は、カラーの相性や住宅の形状にも影響を受けるため、実は難易度が高いデザインです。そのため、カラーの組み合わせを検討する場合は実際に施工されている写真などをインターネットなどで検索し、理想の組み合わせを見つけましょう。ただし組み合わせを考える際に際に注意したいのが、参考にする実例写真もなるべく住宅の形やサイズに近いものを選ぶという点です。色の受ける印象は住宅のサイズによっても変わりますので、少し大変ですが住宅の形状やサイズも考慮しながらカラーの組み合わせを探すことで、外壁塗装工事の失敗を防ぐことができます。

カラーは2色、多くても3色までにする

さまざまなカラーを組み合わせて、個性を出したいと考えている方も多いかと思います。しかし外壁の色は、同系色でも色を組み合わせすぎると統一感がなくなり、せっかくのデザイン性も損なわれてしまう可能性があります。そのためカラーの組み合わせは2色までが馴染みやすく、失敗がしにくいためオススメです。もっと色を組み合わせたいという方でも最大でも3色までにして、3色目は色の施工面積をできるだけ小さくするなどの工夫をすることで、違和感のない外観にすることができます。

カラーサンプルは必ず目で見て確認する

今は塗料のカラーサンプルを、メーカーのホームページやカタログで見ることができ、カラー選びがとても便利になりました。しかし、選ぶ際はそれでよくても、画面上で確定までしてしまうのは危険です。なぜなら外壁塗装のカラーは、光の反射に影響されるためです。画面上では素材感や反射の程度が確認することができません。そのため、施工したいカラーサンプルがあれば必ず業者にお願いしたり自分で取り寄せを行い、サンプルの確認を実際に目で見ておこなうようにしましょう。ものによっては大きなサンプルを出しているメーカーもあるため、対応している場合は大きなサンプルを取り寄せると、よりカラーの確認がしやすくなるためオススメです。

艶の有無を確認する

外壁塗料には艶の有無が設定されており、メーカーによって展開や表記方法は異なるものの、艶が低いものから「艶なし(艶消し)」「3分艶」「5分艶(半艶)」「7分艶」「艶あり」と区分されています。それぞれに特徴はありますが、一般的には艶がないものはマットで落ち着いた印象になり、艶があるものは高級感のある仕上がりになります。艶の仕上がりも外観には大きな影響を与えるため、カラーサンプルと同様にこちらもサンプルで触ったり見たりして確認しておくと安心です。

◎合わせて読みたい記事!
外壁塗装は艶ありと艶消し、違いはなに? それぞれどんな人にオススメ?
https://www.elife-home.net/column/gaiheki-5.html

東京で外壁塗装工事を依頼するならどんな業者がオススメ?

ここまでで東京で人気の外壁塗装のカラーや、依頼する際の注意点などを詳しく解説してきました。しかし実際に施工するのは業者ですので、ここまで完璧でも業者選びで失敗してしまうと、思い通りの仕上がりにならないこともあります。最後に、東京で外壁塗装工事を依頼する際に注意して見ていただきたい業者の特徴について、詳しく解説をして終わります。

東京に営業所がある業者

東京で外壁塗装工事を依頼するなら、やはり東京に営業所がある業者がオススメです。県境やお住まいの地域によっては必ずそうであるとは限りませんが、お住まいの地域に営業所がある業者に依頼することで、万が一トラブルがあった際もすぐに駆けつけてくれる安心感が得られます。また今後のメンテナンスも、依頼しやすい、予約を取りやすいなどといったメリットがあります。

東京での施工実績がある業者

工事における手順や申請内容などは、各自治体や都道府県によって規定が違うことも珍しくありません。そのため、東京での施工実績がある業者に依頼することで、そうでない業者よりも地域の規定を把握しており工事をスムーズに進めることができます。外壁塗装工事では立ち合いを求められる場面もあるため、スケジュール通りに進めてもらえるというのは、依頼側にとっても大きなメリットになります。

助成金などの知識があり申請実績がある業者

外壁塗装工事が必要になる理由が、被災や事故などの場合は加入している火災保険の適応を受け、一部費用を助成してもらえるケースもあります。火災保険は任意のため加入していることが前提ですが、適応であれば申請した方がお得に工事をすることができます。同じ東京都内でも、助成金の内容や申請手順、提出書類が違うこともありますし、助成金がない自治体もあるため、助成金の知識があり申請実績のある業者にお願いすることで申請に漏れがなくスムーズに手順を進めてもらうことができます。火災保険については以下の記事で詳しく解説をしているため、該当している可能性がある方は、是非合わせてご覧ください。

◎合わせて読みたい記事!
火災保険はなぜ必要? 屋根や外壁に火災保険を使う方法も解説!
https://www.elife-home.net/column/%e7%81%ab%e7%81%bd%e4%bf%9d%e9%99%ba%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e5%bf%85%e8%a6%81%ef%bc%9f%e3%80%80%e5%b1%8b%e6%a0%b9%e3%82%84%e5%a4%96%e5%a3%81%e3%81%ab%e7%81%ab%e7%81%bd%e4%bf%9d%e9%99%ba%e3%82%92.html

まとめ

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