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屋根塗装工事の費用はどのくらい? 屋根塗装工事の役割やメリットも解説!

お役立ちコラム

「屋根が色あせてきた」「屋根の劣化が気になる」そのような方にオススメしたいのが、屋根の塗装工事です。屋根の塗装工事は、屋根のメンテナンスの一種で、塗装工事を実施することで屋根のお悩みを解決することができます。しかし、意外にも屋根に塗装が必要であると知っている方は少なく、見落とされてしまいがちなメンテナンス工事でもあります。また屋根の工事は比較的高額になりやすく、「高そう」という理由で工事を行わない方もいらっしゃいます。屋根塗装工事は建物を守るうえでも重要な工事のため、本来であれば推奨される期間内で工事を実施するのが理想です。そこで今回は、屋根塗装工事の役割やメリットについても解説しながら、屋根塗装工事の費用についても詳しく解説をしていきます。

屋根塗装工事の役割とは?

外壁塗装という言葉を耳にしたことがある方や、実施している方は多いかと思いますが、屋根の塗装工事と聞いてもあまりピンとこない方はとても多いです。しかし、屋根塗装工事は住宅などの建物には欠かせないメンテナンス工事となります。ここでは、そんな屋根塗装工事の役割について一緒に見ていきましょう。

紫外線から建物を守る

屋根は日々変わる気象条件から建物を守るために、特に重要な役割を果たしています。その中でも大きな影響を与える要素が、太陽からの紫外線です。紫外線は屋根材を劣化させ、色あせや断熱性の低下を引き起こす要因となります。そのため、屋根材に定期的な塗装を施すことは、紫外線による屋根材の直接的な劣化や色あせを防ぐだけでなく、室内への断熱効果を向上させるために大切なことなのです。

雨水から建物を守る

雨の際は、台風レベルなどに発生しやすい横殴りの強風ではない限り、屋根へ落ちる雨水の量が一番多くなります。その分、雨水による雨漏りトラブルが起きる可能性も高くなります。雨漏りは建物にさまざまな悪影響を及ぼし、放置することでカビによる健康被害やシミなどによる内装への影響、最悪の場合は崩落の危険もあるのです。こうしたリスクを持つ雨漏りから建物を守るために、屋根の塗料に含まれる防水性能が役立ちます。また、屋根材の上から塗料を塗ることで、屋根材と塗料の二重の雨漏り防止対策をおこなうことができるのです。

金属金具の腐食防止

使用している屋根材や、屋根材を設置するための金属金具は、むき出しの状況だと紫外線や雨水の影響により腐食が進みやすくなります。しかし上から塗装を行うことで、紫外線や雨水、また腐食の原因にもなる酸素との接点をなくすことができ、金属金具の腐食防止を行うことができるのです。

屋根塗装工事を実施するメリットとは?

屋根塗装工事は、建物や屋根を保護する重要な役割があるということを、知っていただくことができたのではないでしょうか。新築時に基本的は塗装工事が行われているため、メンテナンスでわざわざもう一度屋根塗装工事を行う必要がないのではないかと考える方も多いかと思います。そのためここでは、実際に屋根塗装工事をメンテナンスで実施するメリットについて、合わせて解説をしていきます。

屋根の性能があがる

屋根の塗装工事を実施することで、屋根全体の性能をあげることができるようになります。新築時に屋根の塗装を行っていても、塗料は日々紫外線や雨水などの影響を受けて劣化していってしまうのです。そのため、メンテナンスによる再施工を実施することで、建物を守るうえで必要なレベルの性能を維持することができるようになります。使用する塗料によっても異なりますが、具体的には耐候性・耐久性・断熱性などを高める効果があります。

見た目がきれいになる

新築時と比べると、屋根の色合いがぼんやりしている、あるいは色あせていると感じる方も多いかと思います。屋根の色が新築時と比べて違って見えるのは、屋根材そのものの劣化の他に、屋根の塗料の劣化が考えられます。屋根の塗料が劣化すると、屋根についた汚れがたまってしまったり、雨だれあとなどがついてぼんやりとした印象になってしまうことがあります。しかし屋根の塗装工事を行うと、屋根の色に艶感やメリハリを取り戻すことができ、屋根をきれいに見せることができます。

冷暖房費用を抑えることができる

塗装を断熱性能の高いものに変えることで、屋根の断熱性を高め、冷暖房費用を抑えることができます。通常屋根には断熱材が使用されていますが、断熱材が不足していたり、屋根の塗装が劣化している場合は、屋根の暖房効率が低下していることがあります。断熱性能が落ちている屋根では、夏は暑くなりやすく、冬は寒い環境となるため、冷暖房費用がかさむこともあります。しかし塗装を行い断熱効果を高めることで、屋根からの熱損失を減らし、冷暖房費用を抑えることができるようになります。また屋根塗装の施工後は、熱損失が減るため天候による影響を受けにくく、一年を通して過ごしやすい環境になります。

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屋根塗装工事にかかる費用はどのくらい?

屋根塗装工事を実施することで、さまざまなメリットがあるということを、知っていただけたかと思います。では、実際に屋根塗装工事を実施するとなった際は、一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか。これから屋根塗装工事のメンテナンスを考えているという方に向けて、屋根塗装工事にかかる費用について詳しく解説をしていきます。

費用相場は20万~40万円程度

使用する塗料のグレードや、施工する屋根の面積、建物の階高などによっても変わることは多いです。そのため一般的な30坪の戸建て住宅で、多く採用されているシリコン塗料を用いた場合の費用相場としてご紹介いたしますが、この場合で費用相場は20万~40万円程度となります。シリコン塗料よりもグレードが低い塗料では、3万~10万円程度費用を抑えることもできます。

ハイグレードの塗料は50万円以上することも

塗料の中には、高い性能を持つハイグレードの塗料も存在します。ハイグレードの塗料を使うことで、断熱性能や遮光性などの機能を特化させ、屋根の寿命を長持ちさせることが可能となります。具体的な塗料名としては、ラジカル制御型塗料、フッ素塗料、光触媒塗料、無機塗料また、一般的にはグレードに応じて塗料の耐用年数も変わるため、ハイグレードの塗料を使用することで次のメンテナンスまでの期間を長くすることもできます。

人件費と足場代が別途15万~20万円程度

屋根塗装工事は、塗料単体の費用だけではなく、ここに追加で人件費と足場代がかかってきます。一般的な工事であれば諸経費含む人件費は10万~20万、足場代は15万~20万円ほどとなります。そのため、屋根塗装工事を検討する際には追加でかかる費用も含めて、費用計画を立てていく必要があります。

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屋根塗装工事のメンテナンスはいつ行う?

ここまでで、屋根塗装工事にかかる費用について知っていただくことができたかと思います。塗料以外にも費用がかかる、という点は見落としがちな部分です。全体的な費用感を考えると、やはり屋根にかかる工事は大きな金額が必要になるということが分かりますね。では、そんな屋根塗装工事は、どのくらいの頻度で行う必要があるのでしょうか。費用も含めてスケジュールを立てたいという方も多いかと思いますので、ここでは一般的に推奨されている屋根塗装工事のメンテナンスのタイミングについて解説していきます。

前回の塗装から10~15年

屋根塗装工事のメンテナンスを行う時期の目安は、10年~15年が最適だと言われています。ハイグレードな塗料であれば20年以上持つものもありますが、基本的には10年~15年おきに再塗装を行うことが、塗料の性能を維持するためには適切な時期となります。ただし、沿岸部で塩害を受けやすい地域の方や、豪雪地帯などにお住まいの方であれば、塗料の劣化が早いことが予想されるため、メンテナンス期間が短くなることもあります。使用している塗料のグレードや屋根材、お住まいの地域の立地環境によって適切なメンテナンス期間は変わります。屋根塗装のメンテナンス工事を行う際は、業者とよく相談して実施するようにしましょう。

屋根塗装を実施しない年は点検がオススメ

屋根塗装工事のメンテナンスを行ったからと言って、次のメンテナンスまで大丈夫かと言われると、決してそういうことではありません。例え新築住宅であっても、台風やゲリラ豪雨、飛来物による破損などで雨漏りを起こすことは十分にあり得ます。そのため、メンテナンスを実施しない年は何もしないのではなく、屋根に異常がないかを点検しておくことが大切です。万が一屋根にトラブルがあれば、早い段階で修理対応することができます。屋根の点検だけであれば、足場を使わず確認するため、点検の費用相場も5,000円~15,000円程度となります。

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まとめ

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