ブログ

天井のシミや臭いの原因を知りたい! 屋根裏に害獣が潜んでいる可能性も!

お役立ちコラム

更新日:2024/07/03

天井のシミにお悩みの方で実際に屋根裏を見てみると、原因は雨漏りではなく害獣の糞尿だった。というケースは実はとても多いです。また近年は害獣が森だけではなく都心部にも餌を探して迷い込んでしまうことから、都心部などでもこうした害獣被害は増加傾向にあります。害獣と呼ばれる野生生物には、動物園で人気のあるアライグマなど見た目の可愛いものも多く、「かわいらしいからいいか」と放置してしまう方もいらっしゃいます。しかし害獣による被害は、建物や私たちの健康に重大な影響を与えることが分かっています。今回はそんな害獣について、具体的にどのような被害が起きてしまうのか、また害獣を予防する方法について詳しく解説をしていきます。

害獣による天井のシミや臭いを放置するとどうなるの?

害獣が屋根裏に住み着いてしまっている場合、住んでいる人もある程度足音などで害獣の存在を判断することができます。そのため、天井のシミについて心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。雨漏りでないのなら放置しても問題ないだろう、と思われる方もいらっしゃいますが、害獣による天井のシミは、放置することでさまざまな二次被害が発生する可能性があります。ここではそんな害獣による天井のシミについて、放置してしまうと具体的にどのような二次被害が発生するのかを解説していきます。

天井裏の衛生面が悪くなる

天井裏に住み着く害獣として広く知られているのはネズミですが、冒頭でも触れたようにアライグマやハクビシン、イタチなどのネズミよりも身体が大きな動物も住み着くことが知られています。天井裏は空間として利用している方もいらっしゃいますが、多くの方は足を踏み入れない場所です。そのため身体が大きな害獣や群れで行動するネズミなどの害獣が住み着き、手入れのされていない状態が長く続くことで、糞尿や食べカスなどが蓄積されていき、衛生面が悪くなります。また天井裏は換気機能が悪くジメジメしやすい環境でもあるため、カビが発生しやすくなります。

人間の健康被害が発生する

天井の衛生面が悪くなり、カビが発生することがあるとお話をしましたが、カビそのものが人間にとっても悪影響になります。カビはアレルゲンのひとつであり、人間が吸い込むことでアレルギー症状を引き起こしてしまったり、喘息や肺炎の原因になることがあります。カビは胞子と呼ばれる目に見えないほど小さな物質を飛ばすため、カビが発生してしまっていても気付かずに胞子を吸い込んでしまうことはよくあるケースです。小さなお子さんや高齢者、喘息などの持病を持っている方が家族にいる場合は特に注意が必要です。

天井が抜け落ちるリスクがある

害獣による糞尿は、天井に不衛生なシミを付けるだけではなく、天井部分を腐敗させてしまう原因にもなります。また糞尿を長い期間に渡って放置することで、部分的に天井が落ちてしまう可能性があります。天井が抜けた部分は、長年放置された糞尿が溜まっている部分でもあるため、落ちた後の掃除なども大変になります。下に人がいる状況で害獣と一緒に天井が抜けるなどのトラブルが重なった場合は、人間が怪我をする恐れもあります。

遭遇して噛まれると感染症を引き起こす可能性がある

動物園で見ると可愛らしい動物でも、野生で生きている害獣は人間との接触はあまり望ましいものではありません。特に春から梅雨にかけての今の時期、害獣は出産をして子供を育てていることも多く、普段よりも警戒心がかなり強い状態です。そんな状態の害獣と万が一住宅内や敷地内で接触してしまったら、こちらが何もしていなくても害獣に噛まれてしまう可能性もあります。害獣は野生生物ですので、噛まれた場所から感染症を引き起こす危険性もあり、非常に危険です。身長が小さなお子さんなどであれば、顔などに噛みつかれてしまうこともあり、傷が残ってしまうなんてこともあり得ます。可愛いからと言ってうかつに近づくのは、望ましくありません。

睡眠を妨害される

梅雨以降は、出産により害獣の個体数が増えることが多く、今まであまり気にならなかった方でも害獣による足音が気になる方も増えます。子供同士での喧嘩でドタバタしていることもありますし、屋根裏で別の種別の害獣同士が喧嘩してしまうケースも実際には発生しています。まれではありますが、違う種類の害獣同士が同じ屋根裏で生活しているというケースも報告されています。子育て中の害獣は警戒心が強いため、喧嘩の音や鳴き声もすさまじく、睡眠を妨害されるといったお悩みも多く聞きます。

害獣による天井のシミや臭いに気が付いたらどうすればいい?

害獣による二次被害には、さまざまなものがあると知っていただけたかと思います。実際に自宅に害獣が住み着いてしまっているのであれば、被害を拡大させないためにも早急な対策が必要です。では、害獣や心当たりのない天井のシミに気付いたらどのような行動をすればいいのでしょうか。万が一の際に備え、一緒に確認しておきましょう。

害獣によって生じた天井のシミは、長い期間放置している場合いつ天井ごと崩れてもおかしくはない状態です。また、糞尿が染み出て下に置いてある家電や家具が壊れたり汚れたりする可能性があります。そのため、まずは最初に家電や家具を避難させましょう。家電においては漏電している可能性もゼロではないため、コンセント部分に触れる時は素手で触れないように気を付けてください。大きな音を立ててしまうと害獣を刺激してしまう可能性があるため、できるだけ音を立てずに移動しましょう。冷蔵庫や洗濯機など移動が難しい家電の場合は、無理に動かそうとせずにコンセントを抜いておくたけでも家電の故障を防ぐことはできます。

害獣を刺激しない

まずは、害獣を刺激しないことが一番です。天井を棒でつついて害獣を脅かすなど行うと、一時的に害獣が逃げることもありますが、ほとんどのケースでは必ずその場所に戻ってきます。また、子供を無理に取り上げたり、直接脅かして追い出そうとする方もいらっしゃいますが、これは噛まれる危険性もあるため危険です。特に子育てをしている害獣であれば、普段は臆病な性格であっても牙をむきだして襲い掛かってくるケースもあります。害獣に気付いても、その場では刺激しないように気を付けましょう。

害獣駆除業者に依頼する

害獣を屋根裏から追い出すためには、害獣駆除を専門で行っている業者に依頼をするのが一番です。屋根や外壁のちょっとした隙間から入り込んでしまうなど、思いもしない場所から害獣は侵入してきます。そのため害獣の特質をよく理解している業者に依頼することで、害獣駆除だけではなく再発の防止にもつながります。こうした害獣駆除業者であても、完全な駆除には数週間単位で行うこともあるほど難しいケースがあります。今すぐになんとかしたい、追い出したいという気持ちは当然ですが、駆除業者の指示に従い作業に協力するようにしましょう。

駆除後は屋根や外壁の修理業者に依頼する

駆除業者は、掃除などの他に害獣の侵入経路を特定し、応急的な処置を行ってくれる業者がほとんどです。しかし、屋根や外壁全体に問題があることもありますので、害獣駆除が完了したら屋根や外壁の修理業者にもメンテナンスを依頼するようにしましょう。こうすることで、他にも侵入してきそうな経路を前もって塞ぎ、害獣が屋根裏に住み着く前に予防することにも役立ちます。

害獣の駆除が無事にできたとしても、気になるのがその後の天井のシミですよね。そのまま放置するわけにもいきませんから、きちんと対処する必要があります。ただし天井のシミは個人で対応するのが難しいため、リフォーム業者や施工店などに依頼して修理をしてもらう必要があります。では実際に天井のシミの修理を依頼したら、どのようにして業者は修理してくれるのでしょうか。具体的な修理方法を知りたいという方もいらっしゃるかと思いますので、ここでは害獣によってついてしまった天井のシミの修理方法について詳しくご紹介をしていきます。

雨水による雨漏りとは違って、害獣による天井のシミは糞尿によってついてしまうものですので、天井裏をしっかりと掃除する必要があります。まずは天井裏に溜まっている糞を取り出し、染み込んでしまった尿などは薬剤を使用してしっかりと落としていきます。害獣が住み着いている環境では、害虫被害が深刻なこともあるため、害虫の駆除や死骸の撤去なども同時に進めていきます。

長い時間、害獣の糞尿に晒された天井材は、腐敗が進んでいることがほとんどです。部分的であれば板を張り付けて固定する部分補強で問題ないこともありますが、糞尿による被害が広範囲に広がってしまっていたり、天井の傷みが激しい場合は天井材の交換が必要になります。断熱材がある部分においては、断熱材も交換する必要があります。被害の広さにもよりますが、被害が広範囲の場合は面積に比例して費用も高くなるため、すぐに依頼するのではなく2~3社から見積もりをとっておくことをオススメします。

天井材だけではなく、室内側から見えるクロスもきれいに張り替える必要があります。クロスは部分的な張替えを行うと、既存のものと同じクロスであっても、既存クロスの劣化や汚れにより新しい部分のクロスが浮いて見えてしまいます。そのため一般的には、害獣による被害を受けた天井部分一面のクロスを張り替えしていきます。

害獣の糞尿により、配線がダメージを受けている場合は、配線工事を行う必要があります。ダメージを受けた配線をそのまま放置してしまうと、漏電による電化製品の故障や感電、最悪の場合は漏電被害につながる可能性が出てきます。そのため、天井のシミはシミの修理だけではなく、配線や先ほども出てきたように断熱材などの修理が必要になることがあるため、自己判断せずにしっかりと業者に修理対応してもらう必要があるのです。

害獣被害を予防する方法はある?

害獣による被害は、一度起きてしまうと駆除や修理にお金が余分にかかってしまうため、できれば発生してほしくないトラブルですよね。しかし、害獣はほとんどの場合、予防することが可能です。最後に、害獣を予防する方法について解説をして終わります。害獣の被害で大変な思いをする前に、しっかりと対策をして害獣を予防しましょう。

外壁やバルコニーの劣化部分などから、害獣は建物内に入り込むため、まずは外壁やバルコニーの劣化が進まないよう定期的にお手入れをしていく必要があります。自分でできるお手入れ方法としては、掃除が一番かと思います。外壁であれば散水用のホースや外壁用洗剤、ブラシを使うことで、外壁の汚れを落として外壁の機能性を維持することができます。バルコニーであれば、最初に劣化がくるのが床面ですので、しっかしと床の掃除や排水溝の掃除をしておきましょう。家庭用高圧洗浄機があるご家庭であれば、外壁やバルコニーの掃除に使うことができます。ただし使用する際には、近隣住宅への配慮をしっかりと行う必要がありますので、住宅密集地などの近隣住宅が近い住宅の場合は、取り扱いに注意が必要です。

合わせて読みたい記事!
外壁掃除を自分で実施する方法とは? 業者に依頼すべきケースも解説
https://www.elife-home.net/column/gaiheki-10.html

劣化症状に気付いたらすぐに修理を依頼する

屋根や外壁に劣化症状が現れた場合、程度によっては害虫や害獣の侵入経路になるため、劣化症状に気付いた段階ですぐに修理依頼をしましょう。屋根であれば自分で見ることが難しいこともありますので、定期的に点検をして修理が必要な個所がないかを業者に見てもらうのもオススメです。また大きな地震や台風などの災害があった場合には、屋根や外壁が部分的に損壊してしまったり、もろくなっていることもあるため、念のため業者に見てもらうと害獣被害を防ぐだけではなく、雨漏りを防ぐことにも役立ちます。

合わせて読みたい記事!
外壁の劣化を放置するとどうなる? 劣化のサインは自分で分かる?
https://www.elife-home.net/column/rekka.html

住宅には人の気配を残しておく

害獣は人を好んで住み着くのではなく、人が寄り付かなそうな場所をより好みます。そのため、住んでいる人の高齢化や家族形態の変化などにより、使用されなくなった二階のある住宅を特に好みます。人の気配が常にある住宅では、害獣も危険だと判断して寄り付かなくなります。そのため、使っていない部屋などが二階にある場合でも、定期的に掃除をしに上がる、声を出してみるなどして、人の気配を消さないようにしておきましょう。

住宅のメンテナンスは定期的に行う

害獣被害を予防するのに一番大切なのは、やはり住宅のメンテナンスです。劣化症状がない住宅であっても、見えない部分はもろくなっていることもあるため、プロによるメンテナンスは欠かせません。メンテナンスが推奨される期間は10年~15年に一度となっているため、メンテナンスの期間がきたら大きな問題を感じていなくてもメンテナンスを行うようにしましょう。また屋根や外壁などは足場代が必要になるため、同時にメンテナンスすることで足場代の節約にもなり、次回のメンテナンス計画もしやすくなります。メンテナンスは問題を解決するためではなく予防するために行うものですので、害獣対策のためにも定期的なメンテナンスを心がけましょう。

合わせて読みたい記事!
外壁塗装の足場、気になる費用は? 意外と見落としがちな足場代について
https://www.elife-home.net/column/%e5%a4%96%e5%a3%81%e5%a1%97%e8%a3%85%e3%81%ae%e8%b6%b3%e5%a0%b4%e3%80%81%e6%b0%97%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e8%b2%bb%e7%94%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%e3%80%80%e6%84%8f%e5%a4%96%e3%81%a8%e8%a6%8b%e8%90%bd.html

メンテナンスを計画し実施することはもちろん大切なことですが、同時に行っていただきたいのが、業者による定期点検です。定期点検は年に一度程度実施するのが一般的で、屋根や外壁の他にバルコンーなども一緒に見てもらうと安心です。短い間隔で定期点検をすることで、メンテナンスを実施すべき適切な時期を判断したり、万が一トラブルが発生した際にも早い段階で対処することができます。定期点検の実施は業者によってメンテナンスを継続して依頼していれば無料でサービスしてくれるところもあれば、お金がかかるところもあるため、一度メンテナンスを依頼する予定の業者に相談してみましょう。

合わせて読みたい記事!
屋根の点検費用はどのくらい? 点検が必要な理由ってなに?
https://www.elife-home.net/column/roof.html

まとめ

イーライフでは経験豊富なアドバイザーが、専門的なこともわかりやすくご説明します。パックプランをご用意しているので、追加料金が発生する心配もありません。もし他社の見積もりがあればご持参ください。当社との見積もりの見比べやご相談にも対応可能ですので、是非お気軽にご連絡ください。