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屋根修理の悪徳業者に注意!特徴や騙されないために気を付けるべきこととは?

お役立ちコラム

屋根修理の悪徳業者は今もあなたの自宅を狙っているかも知れません。自宅の中で屋根は最も見る機会がない部分でしょう。だからこそ、屋根修理の悪徳業者から標的にされてしまう可能性があります。
今回はみなさんが屋根修理の悪徳業者に騙されないように、特徴や気を付けるべきこと、被害にあった場合の対策などをご紹介します。屋根修理の悪徳業者は今日にでもやって来るかもしれません。事前にしっかりと知識をつけておきましょう。

屋根修理の悪徳業者の特徴6つ

屋根修理の悪徳業者には6つの特徴があります。これから紹介する特徴に当てはまっていれば悪徳業者の可能性が高いです。もしそんな屋根修理業者にあたってしまったら要注意です。

特徴①無料点検などを口実に屋根に上がろうとする

屋根修理の悪徳業者はとりあえず屋根に上がろうとします。口実はさまざまです。
「無料点検をしているのでいかがですか?」
「屋根瓦が落ちそうで危険ですよ」
無料なら、危険ならとついつい点検をお願いしてしまいがちですが、悪徳業者を決して屋根に上げてはいけません。屋根の部分的に悪いところをズームで写真を撮り、修理を進めてきます。一部の悪徳業者のなかには、わざと屋根を壊す場合もあるようです。屋根を点検する際は、業者の方のみで一緒に見に行ったりはしないので何をされてもわかりません。
屋根に上がった悪徳業者は、撮った写真や壊した屋根で不安を煽って、本来では必要のない工事を強引に進めてきます。これは点検商法として国民生活センターも詐欺だと注意喚起を行っているほど多く横行しています。屋根修理を行っている優良業者は見積もりを出すために無料で屋根に上がることはありますが、あくまでも見積もりをするためです。住宅を購入した際のメンテナンスサービスなどは別ですが、無料点検として屋根修理の優良業者が屋根に上ることはありません。

特徴②飛び込み営業をしている

屋根修理の悪徳業者のほとんどは、飛び込み営業を行っています。飛び込み営業先で先程紹介したような無料点検などを押し進めます。逆に、優良業者は基本的に飛び込み営業はしていないようです。その理由はとてもシンプルで「飛び込み営業しなくても顧客確保はできる」からです。優良業者はチラシを入れる、新店舗オープンなどであいさつ回りを行う場合はあります。しかしあくまで周知してもらうためであり、このあいさつ回りで契約を取ろうとはしません。
業者がやってきて営業をしてくる場合は、悪徳業者です。話を聞き続ける必要はなく時間の無駄です。早く帰ってもらいましょう。

特徴③大幅値引きをしている

屋根修理の悪徳業者は、「今契約してくれるなら◯万円値引き」など大幅値引きを提案してきます。値引き自体は優良業者も行っていますが、30万円などの大幅値引きをしているのは悪徳業者がほとんどです。屋根修理もボランティアではないので、赤字で修理を行うわけではありません。優良業者は赤字にならない程度に値引きを提案してくれます。しかし、悪徳業者の場合、大幅値引きをして赤字になりそうであれば見積もりより安い材料に切り替えたり、雑な修理をして赤字を回避してきます。大幅な値引きは魅力的に思うかも知れませんが、一度業者の方には帰っていただき必ず違う屋根修理の業者に見積りをお願いして内容を見比べましょう。

特徴④火災保険を利用しての修理

火災保険を利用して屋根の修理を進めてくる場合は注意が必要です。そもそも火災保険とは災害や火災などで自宅が壊れた際に保障してくれるものです。屋根修理の悪徳業者はこの火災保険を利用して修理すれば無料で直せるとアピールしてきます。ただ、火災保険の保証対応になるのは先程もお伝えした通り、災害や火災で自宅が壊れた時です。なぜ屋根の修理が必要なのか保険会社が審査をおこないます。経年劣化による修理は保証対象外になっている場合がほとんどなので、保険金はありません。火災保険を期待して、屋根修理を契約したあとで保険金が出ないと発覚して契約解除を申し込んでも「違約金が発生する」「すでに材料を発注したからその分は払ってほしい」と言われる可能性が高いです。火災保険の対象に経年劣化は入っていないと必ず覚えておきましょう。

特徴⑤見積もり内容が簡易的

屋根修理の悪徳業者であっても、見積もり書は必ず作成してくれます。見積もり書を作成してくれない業者はその時点で契約は絶対にやめてください。また、見積もり内容や工事内容、材料の数量がしっかりと書かれていない簡易的な見積もりを作成する業者は注意です。優良業者は見積もりをかなり丁寧に細かく作っています。手書きの見積もりや簡易的な見積もりを出す業者は悪徳業者の可能性が高いです。ただし、小規模修理の場合は優良業者でも簡易的な見積もりになる場合もあります。複数の屋根修理業者に見積もりをお願いして、どこの業者も簡易的な見積もりであれば安心して、納得した業者と契約しましょう。

特徴⑥契約を急かしてくる

契約を急かしてくる屋根修理業者は悪徳業者である可能性が高いです。先ほど紹介した大幅値引きもそうですが、契約を急かしてくるのは他の屋根修理業者と比べられたくないからです。他の事業者と比べられると、負けるとわかっているため比べられる前に契約を結んでしまおうとしてきます。優良業者は他の業者の見積もりを見比べても選ばれる自信があるため、契約を急かしたりしません。契約を急かしてくる業者は避けた方が良いでしょう。

屋根修理の悪徳業者に騙されないために気を付けるべきこと4つ

屋根修理の悪徳業者にどのような特徴があるのかわかっていただけたでしょう。それでは次にもし、屋根修理の悪徳業者が営業にやってきた時に気を付けるべきことを4つご紹介します。

気を付けるべきこと①即決しない

何よりも大切なのは即決しないことです。たとえ「今契約していただければ◯万円引き」など魅力的な提案をされても、即決してはいけません。一度帰ってもらい、別の業者に点検や見積もりを依頼したり、家族に相談してみましょう。営業に来る方はトークが上手くとても親切なように感じますがちょっとした不安をあおり、丸め込もうとしてきます。一人でよく考えてみると、営業の方の言っていることの矛盾点だったり、違和感に気付くかも知れません。また、「相談したいから一度帰ってほしい」と言って嫌がったり、無駄に粘ろうとする営業は悪徳業者である可能性が高いです。優良業者であれば、自社のサービスや技術に自信があるため、相談すると伝えても嫌がったり、無駄に粘ったりしません。悪徳業者は他の方に相談をされてしまうと、矛盾点や嘘がバレてしまうため嫌がります。実際に屋根修理をお願いするのであれば、自社のサービスや技術に自信を持っている業者の方が良いですよね。

気を付けるべきこと②屋根に上がらせない

悪徳業者の特徴でもご紹介しましたが、屋根修理の悪徳業者は無料点検などと言って、屋根に上がろうとします。屋根に上らせてしまうと、最悪の場合屋根を壊し修理が必要だと契約を結ぼうとしてくる可能性もあります。その後帰ってもらっても、屋根が壊れていれば本当は必要のなかった修理を依頼しなければいけません。無料点検という言葉は少し魅力的かも知れませんが、「いつもお世話になっている業者に確認してもらう」と言って帰っていただきましょう。瓦が落ちそうと不安を煽ってくるかもしれませんが、その場合も一度帰っていただきもし不安であれば自分で屋根修理の業者に連絡をしてメンテナンスや点検を依頼しましょう。

気を付けるべきこと③見積もりを見比べる

営業に来た方が見積もりを作成したのなら、他の屋根修理業者にも見積もりを依頼し何が違うのかを隅々まで見比べましょう。見積もりに来ていただいた業者の方に見積もりの見比べをお願いすると、プロの目線から違いなどを説明してくれます。他のところでも見積もりをしてもらった上で、どこに修理を依頼するのか、そもそも本当に修理は必要なのかをゆっくりと検討しましょう。

気を付けるべきこと④工事完了後に代金を支払う

屋根修理はあまり高頻度で行うものではないため、代金の支払いタイミングなどイマイチわかっていない方もいるでしょう。工事が始まる前に工事代の支払いを依頼してくる業者は悪徳業者である可能性が高いです。ただし、工事が始まる前に前金として少し支払い、工事が終わった時点で残り金額の支払いを依頼している優良業者はいます。工事前に工事費の全額支払いを依頼してくる優良業者はありません。稀に、火災保険で戻ってくると言って工事費を先に全額払ったのに、火災保険が通らなかった、工事をする前に業者と連絡が取れなくなったといった被害もあります。
・工事の前に少し(前金)支払い工事後に残りの支払いを行う
・工事前、工事中、工事後の3回に分けて支払う
・工事終了後に全額支払い
優良企業はこの3つのうちどれかの支払い方法を採用しています。工事が始まる前に工事費の全額支払いには応じないでください。

もし屋根修理の悪徳業者の被害にあったら?

気を付けていても屋根修理の悪徳業者の被害にあってしまうかも知れません。被害にあったと思った場合は以下の方法を試してみましょう。
・契約後8日以内であればクーリングオフをする
・業者とのやり取りが怖いのであれば消費者センターへ相談する
・悪質な場合や多額の工事費を請求された場合は警察や弁護士に相談する
騙されたかもと思って慌ててはいけません。落ち着いて対応しましょう。
まず、クーリングオフですが、基本は契約してから8日以内ですが、契約をした際にクーリングオフの説明がなかったり、契約自体に問題があれば8日を過ぎていてもクーリングオフができる可能性があります。ただし、屋根修理業者の会社や事務所に行って契約を結んだ場合はフーリングオフが利用できないかも知れません。
悪徳業者のなかには、契約を結んだ急に態度が悪くなったり、強気に出てきたりすることがあります。業者に対して話すのが怖いと感じたら消費者センターへ相談しましょう。消費者センターに相談すると、消費者センターから屋根修理業者へ連絡してくれるので安心です。
業者の対応があまりにも悪かったり、あり得ない高額請求をされた場合は警察や弁護士に相談してみましょう。たまに詐欺にあったのが恥ずかしいからとどこにも相談しない方がいます。詐欺に合うのは恥ずかしいことではありません。「詐欺にあった」と声を上げることで、少しでもお金が戻ってきたり、他の方が被害に合うのを未然に防ぐこともできます。悪徳業者の被害にあったかもとおもったら、今回ご紹介した方法を行ってみてください。

まとめ

いかがでしたか?
今回はみなさんが屋根修理の悪徳業者に騙されないように、特徴や気を付けるべきこと、被害にあった場合の対策などをご紹介しました。営業にやって来るのは基本的に悪徳業者だと考えておくと良いでしょう。もし瓦が落ちそうなどと言われ、不安になったのであればぜひ一度ご相談ください。イーライフでは経験豊富なアドバイザーが、専門的なこともわかりやすくご説明します。パックプランをご用意しているので、追加料金が発生する心配もありません。もし他社の見積もりがあればご持参ください。当社との見積もりの見比べやご相談にも対応可能です。