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梅雨入り前に行うべき雨漏りの対策とは? メンテナンスするなら今!

お役立ちコラム

5月のゴールデンウイークが終わると訪れるのが、日本特有の湿度高く長雨の時期であある「梅雨」がやってきます。この時期は天候が長期間に渡って不安定となり、憂鬱な気分になるという方も多いのではないでしょうか。さらに、梅雨による連日の雨は、雨漏り修理の依頼が急増する原因ともなります。屋根や外壁の劣化が進行している家屋は、雨に長時間さらされることで、突如として雨漏りの問題を引き起こすことがあります。こうした事例は、過去に雨漏りの経験がない住宅であっても例外ではなく、梅雨の時期に初めて雨漏りを経験するという住宅も多いです。梅雨の季節が訪れる前には、雨漏りへの備えが必須となります。では、この梅雨入り前の時期に、雨漏り被害の拡大を防ぐためにどのような対策を行うべきなのでしょうか。適切な雨漏り対策の知識を身につけ、雨漏り対策を実践することで、大切な住宅を雨季の被害から守ることができます。これから訪れる梅雨の季節に備え、一緒に雨漏り対策を見直してみませんか。

雨漏りの原因とは?

今まで雨漏りを経験したことがないという方にとっては、雨漏りがなぜ発生してしまうのか、イメージしにくい部分化と思います。そのため、ここではまずは雨漏りの原因について解説をしていきます。基本的な部分ではありますが、知っておくと今後の予防にも役立ちますので、是非知識として覚えておくようにしましょう。

建物の劣化

雨漏りは、主に屋根や外壁部分から建物側に雨水が侵入することによって発生します。また、入り込んでしまう原因として、屋根や外壁の劣化があげられます。屋根や外壁は、いい性能のものを使っていたとしても必ず劣化していきます。新築時にいい性能の屋根や外壁材にしたからと、メンテナンスを怠ってしまう方もおりますが、適切なメンテナンスを行っていなければ、雨漏りが発生するリスクは当然上がります。

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飛来物などによる破損

突発的な強風や台風の影響により、飛来物が屋根や外壁、雨樋などに当たってしまい、雨漏りにつながる破損をしてしまうことがあります。一見問題ないように見えても、部分的な破損をしていれば、その部分から水が室内に流れ込みます。特にこの時期は春一番と呼ばれる強風により、飛来物が住宅に当たって修理が必要な状態であるケースはよくあります。そのまま修理をせずに梅雨を迎えてしまうと、今の時点では問題なくても、長期間続く雨の影響を受けて、雨漏りにつながる可能性は十分にあります。

バルコニーからの浸水

屋根と外壁以外にも、実はバルコニーから雨漏りするケースがあります。バルコニーは外部に剥き出しになる構造である分、雨漏りをしないよう防水工事と呼ばれる、雨水を建物内に入れないようにするための処理が行われています。しかし、バルコニーの排水にトラブルが発生したり、バルコニーの防水層が劣化により破損を引き起こすことで、バルコニーから建物内に雨水が入り込んでしまうことがあります。バルコニーから浸水した場合、建物の重要な構造体に被害を及ぼすだけではなく、バルコニー下が居室になっていれば居室にそのまま雨漏りすることがあり、被害が拡大します。防水層に問題がなくても、排水トラブルが発生すると、バルコニーがプールのようになってしまい、バルコニーから室内に雨水が流れることもあります。

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梅雨入り前に行うべき雨漏り対策とは?

雨漏りの原因について知っていただくことができたかと思いますが、雨漏りはしっかりと対策しておくことで、雨漏りそのものを防ぐこともできますし、万が一雨漏りが発生しても最小限の被害で済みます。では、具体的に梅雨入り前の今の時期に、どんな雨漏り対策を行えばいいのでしょうか。5月末から梅雨に入る地域もありますので、早めの対策が何よりも一番大切です。是非実践してみてくださいね。

業者によるメンテナンス

一番は、業者によるメンテナンスを行うことです。「雨漏りしていないのにプロの業者にわざわざ頼む必要があるのか」と疑問に思われる方も多いかと思いますが、雨漏りする前に行うからこそ雨漏りを防ぐことができるのです。プロの業者に依頼すると費用がかさむと思われる方も多いですが、実は雨漏りをしてから業者に頼む方が、結果として修理費用がかさみメンテナンスを行うよりも高額になることがほとんどです。ですので、梅雨に入る前にはプロの業者にメンテナンスしてもらい、雨漏りしそうな場所はないか、修理が必要な場所がないかの点検をしてもらうようにしましょう。また、バルコニーの防水工事も同様で、雨漏りを起こしてしまう前にメンテナンスしてもらうようにしましょう。

早めの修理を行う

修理が必要な場所がある場合は、梅雨入り前に早めの修理を行うようにしましょう。外壁のひび割れ、屋根の部分的な損壊、バルコニーの劣化など、修理が必要な部分を認識してはいるものの、今現在困っていないからと後回しにしてしまう方はとても多いです。しかしこうした修理が必要な個所は、他の場所に比べて雨に対する耐性も低く、梅雨により雨漏り被害に発展することは珍しくありません。また、修理には現地調査と見積もりをする時間の確保も必要であるため、まだ梅雨入りまで時間のある今の時期に修理のために動き出しておくと、余裕を持って修理日程を組むことができます。

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雨樋や排水口の掃除

梅雨に限ったことではありませんが、バルコニーの雨樋や排水口には落ち葉やチリなどが溜まって、雨漏りの原因につながることがあるとお話をしました。こうした雨漏りは、定期的に雨樋や排水口を掃除することで、防ぐことができるものです。雨樋に関しては自力で掃除することが難しい場合もありますので、業者にメンテナンスついでにクリーニングを依頼するなどして対処してもらうようにしましょう。排水口は自力でも掃除ができる部分ですので、落ち葉やチリなどを取り除き、排水口から雨水を流せるように定期的に掃除することを心がけましょう。また梅雨の時期でも、バルコニーの排水口に排水不良が生じていないか、こまめに確認しておくと安心です。

メンテナンスを安く済ませる方法はある?

梅雨入り前の今の時期、いかにメンテナンスが大切かを知っていただくことができたかと思います。メンテナンスは雨漏りを予防するために行うものですので、何年もメンテナンスを依頼していない、あるいは新築依頼何も手を付けていないという方は、是非この機会にメンテナンスを検討してみてくださいね。では、そんなメンテナンスですが、実は足場を組むと1回あたり足場代だけでも15万円~20万円ほどが相場となっており、非常に高額です。ここに更に人件費やメンテナンス費用などが上乗せになるため、メンテナンスを戸惑ってしまうという方も少なくないかと思います。そんな高額なメンテナンスですが、安く済ませる方法があるため、最後のメンテナンスを安く済ませる方法を解説して終わります。

相見積もりを行い予算に近い業者を探す

メンテナンスであっても、足場代が発生するメンテナンスであれば高額になるため、相見積もりは必ず行うようにしてください。最低2社、余裕があるという方は3社行っておくと、費用の相場感をつかむことができ、より予算に近い業者を精査することもできます。ただし、注意が必要なのが「安すぎる業者」です。近年報告されている屋根・外壁塗装などの悪徳業者の特徴としては、破格の見積もりや広告を出しているという共通点があります。そのため他の業者と比べて明らかに安すぎる場合は、安いことに納得できるよっぽどの理由がない限りは避けることをオススメします。

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足場が発生するメンテナンスはまとめて行う

足場が必要になる屋根や外壁のメンテナンスは、一度に済ませると、足場代も一回分しかかからないためその分安くメンテナンスを済ませることができます。屋根と外壁のメンテナンスを一度に行うためには、どちらも同じ業者に依頼する必要があります。そのため、業者を選ぶ際には屋根と外壁を一度にメンテナンスできる業者を探すようにすると、費用を安く抑えることができます。是非実践してみてくださいね。

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まとめ

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